中国の衛星写真で見る、能登半島地震の発生前と発生後

Record China    2024年1月11日(木) 19時0分

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中国メディアの環球時報は11日、中国の衛星が撮影した、能登半島地震の発生前と発生後の被災地の写真を掲載した。

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中国メディアの環球時報は11日、中国の衛星が撮影した、能登半島地震の発生前と発生後の被災地の写真を掲載した。

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元日に発生したマグニチュード(M)7.6の地震でこれまでに200人余りが死亡、多数の負傷者が出ている。

環球時報の記事は、中国初の民間リモートセンシング会社「長光衛星」から入手したものとして、石川県輪島市の震災前後の写真を掲載。「地震により建物が大きく損壊し、川の水が濁るなど、極めて深刻な被災状況が生々しく写っていた」と評した。

写真は、中国の衛星「吉林1号」が震災前の2023年8月1日と震災後の2024年1月5日に同じ場所を撮影したもので、震災後の写真では川の水が濁ったり、火災によるとみられる煙が上がったりしている様子が確認できる。


記事は「輪島市沿岸部の建物は地震と二次災害によって、家屋や橋、道路などが破壊された。川底がかき混ぜられたり、あるいは地盤が液状化したことによって、川の水が濁る現象が起きることがある」と解説した。


また、「一部の海域は地震の後で陸地になった」とも言及し、日本の国土地理院の分析を引用し、輪島市が南西に最大約2メートル移動し、約1.3メートル隆起したほか、同県の珠洲市は南西へ約94.6センチ移動し、約90センチ隆起したことなどを伝えている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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