日本の最大の欠点は貧富の差がなさすぎること?―中国ネット

Record China    2024年1月13日(土) 21時0分

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10日、中国のSNSで「日本の最大の欠点は貧富の差が小さすぎることだ」という考え方を巡る議論が起こった。

2024年1月10日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で「日本の最大の欠点は貧富の差が小さすぎることだ」という考え方を巡る議論が起こった。

微博で「雷斯林」というアカウント名を持ち、120万人近いフォロワーを抱えている作家の蔡江舟(ツァイ・ジアンジョウ)氏が10日、微博で「あるブロガーが日本の最大の欠点は貧富の差が小さすぎることだと述べた」と投稿した。

蔡氏は投稿の中で、「貧富の差が小さいことは良いことではないのか」というコメントに対してこのブロガーが「貧富の差が小さいというのは貧しい人にとっては良いことだ。しかしそれは、金持ちにとっては自分に奉仕してくれる貧者が足りなくなり、生活の質が大きく下がることを意味する」と説明し、「タイは貧困者が多い上、サービス意識が高いので素晴らしい。タイでの生活は実に快適だ」と述べたことを紹介した。

その上で「このブロガーは考えをストレートに表現したにすぎず、多くの人が同じように考えているのではないかと感じる」とし、タイの首都バンコクは世界からの観光客が非常に多いとともに、外国人が長期間居住する都市の一つでもあり、富裕層が多く暮らすにぎやかな地区を訪れると、タイ人の姿は見られなくなるとの見方を示した。

この書き込みに対して、中国のネットユーザーは「人の上に立ちたいが、先進国では立てないので東南アジアに行って存在感を出そうとしている」「日本にだって貧しい人はたくさんいると思うけど」「貧富の差が大きくなれば社会が不安定になる」「日本の貧富の差が小さいのは、多くの財産が財閥や名家に支配されていて、統計に出てこないからという可能性はないのか」「こういう話をする人は、本当のセレブ層には入れていないんだと思う」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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