台湾海峡での戦争は世界経済にとって恐怖―独メディア

Record China    2024年1月11日(木) 8時0分

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フランス国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)は、台湾総統選を目前に控え、欧州の各メディアも台湾情勢に強い関心を示していると報じた。写真は台湾国防部のフェイスブックより。

フランス国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)は、台湾総統選を目前に控え、欧州の各メディアも台湾情勢に強い関心を示していると報じた。

記事によると、独ドイチュラントラジオは中国が「分裂分子」と警戒する与党・民進党頼清徳(ライ・チンダー)候補が当選すると予想した。バイエルンラジオは「台湾はこれまで中国に属したことは一度もないが、中国は台湾を中国の一部と考えている」とし、「仮に頼候補が勝利した場合、緊張はさらにエスカレートする」とした。

オーストリアメディアのエクスプレス(Exxpress)は「多くの台湾人にとって今回の選挙は自身のアイデンティティー、自分が果たして中国人か否かを問うものだ」と伝えた。

独誌ヴィルトシャフツヴォッヘは「台湾海峡での戦争は世界経済にとって恐怖の光景になるだろう」と指摘。台湾について「正式には独立していないが自立した生活を送っており、政治制度をめぐる競争の舞台であるだけでなく、世界の半導体生産市場のリーダーでもある。世界の技術争いの最前線であり、簡単に言えば世界で最も地政学的に熱い島だ」と説明した。

また、「中国に比べて台湾は自由で開放的な魅力を放っている」とし、「2019年に発生した香港の騒動が台湾人に衝撃を与えた。だからこそ独立の声が高まり、台湾人は香港の運命を繰り返したくないと考えている」と伝えた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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