妻をめとるためネパールに大挙押し寄せる中国独身男性、「まるでお妃選び」現地華人反発―台湾メディア

Record China    2024年1月11日(木) 5時0分

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台湾メディアの中央社は8日、中国の独身男性が妻をめとるためネパールに大挙して押し寄せ、「まるでお妃選び」と現地華人の反感を買っているとする記事を掲載した。写真はネパールのバクタプル。

台湾メディアの中央社は8日、中国の独身男性が妻をめとるためネパールに大挙して押し寄せ、「まるでお妃選び」と現地華人の反感を買っているとする記事を掲載した。

記事はまず、「男女比バランスが崩れている中国では、多くの独身男性が海外で『お金を払って妻をめとる』にシフトしている。中でも近年人気なのがネパールだ。平均12万元(約240万円)ですべての手続きを終えることができる。その一方で、まるで『お妃選び』のような行為が、現地中国人の反感を買っている」と伝えた。

記事によると、ベトナムに続いてネパールが中国人男性にとって「独身卒業の聖地」になっている。中国の独身男性がネパールに集まる理由の一つは収入格差だ。世界銀行によると、2022年の中国の1人当たり国内総生産(GDP)は1万2720ドルであるのに対し、ネパールは1336.5ドルで中国の9分の1にすぎない。

中国のSNS上では「ネパールの花嫁」というキーワードを含む動画や記事が増えている。ネパール女性に関して「物質主義的ではない」「結納が不要」「嫌われることや苦労もいとわない」良妻賢母だと自身の経験をシェアする人も少なくない。

ネパール中部ポカラの華人華僑協会の理事は「花嫁を探すためにネパールに来る中国の独身男性のうち、35歳未満はわずか10%で、約半数が50歳を超え、全員が20代のネパール人女性を望んでいる」と指摘する。

現地の華人からは「彼ら(中国の独身男性)は、ネパールに到着するとすぐに『矮窮矬(背が低く、貧乏で、容姿が醜い)』から『高富帥(背が高く、裕福で、容姿が良い)』に変わった気になり、皇帝になったつもりでお妃選びをする」との声も聞かれるという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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