中国の人気俳優シャオ・ジャン（肖戦）をめぐり、「シャオ・ジャンのアンチファンに強制執行」との話題が中国SNSの微博（ウェイボー）で注目を集めた。

中国メディアの点時新聞は5日、企業情報アプリ「企査査」の情報として、シャオ・ジャンとアンチファンである被告とのインターネット権利侵害責任紛争案件がこのほど更新されたと投稿。それによると、被告は北京インターネット裁判所から3万7150元（約75万円）の強制執行を受けたという。

点時新聞はまた、「これまでの裁定書によると、シャオ・ジャン側は被告がシャオ・ジャンに対する侮辱的な文章を連続して発表、転載し、これらが広く拡散したことでシャオ・ジャンの社会的評価が下げられ、極めて悪い影響を生んで名誉権が著しく侵害されたと訴えた」と説明しており、この投稿に中国のネットユーザーからは「よくやった」「サイバー暴力に反対。シャオ・ジャンの権利擁護を応援する」「自分の言行について誰もが責任を負わねばならない」「違法行為には断固として『ノー』と言おう」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/野谷）