日本行きの便でトラブル、中国航空会社が経緯を説明=「外国人客ひいきはあってはならない」

Record China    2023年12月13日(水) 12時0分

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上海浦東国際空港で中国人女性が日本行きの飛行機に乗ることができなかった問題で、航空会社は現場で対応したスタッフを停職処分にしたことを発表した。

上海浦東国際空港で中国人女性が日本行きの飛行機に乗ることができなかった問題で、航空会社は現場で対応したスタッフを停職処分にしたことを発表した。

女性は先日、大阪に向かう吉祥航空HO1337便に乗る予定だったが、搭乗ゲートに遅れて到着したため乗ることができなかった。しかし、ほぼ同時に搭乗ゲートに到着した外国人客は乗ることができたという。女性は「外国人乗客をひいきした」と不満を訴えた。

吉祥航空はその後、「外国人客をひいきしたわけではなく、スタッフの対応にミスがあった」と発表。「2人の乗客はいずれも遅刻したので、規則ではいずれも乗せることはできなかった。しかしスタッフが中国人客(女性)の情報を誤って『搭乗済み』にしたため、搭乗させざるを得なくなった。さらに中国人客(女性)ではなく外国人客の搭乗券を発行してしまった上、時間が迫っていたため照合せずにそのまま別の客を機内に案内してしまった」と経緯を説明した。

また、「中国人客にはチケットの振り替えや当日の宿泊場所、現金での賠償などを提供した。当該乗客は翌日に別の便で日本に到着した」としたほか、「当該スタッフは停職処分とした。同便に関係したチームに対する責任追及も行っており、今後、全部門のスタッフへの研修と管理を強化する」と表明。「中国の航空会社として外国人客をひいきすることはないし、あってはならない」と述べた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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