2014年8月12日、香港・文匯報によると、西アフリカを中心に感染症のエボラ出血熱が猛威を振るう中、韓国ソウルで行われる予定の国際数学者会議に参加予定だったエボラ発生国出身者が、参加を控えるよう呼び掛けられた。中国新聞網が伝えた。

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韓国・朝鮮日報によると、国際数学者会議の組織委員会は13日にソウルで開幕する2014年国際数学者会議にエボラ発生国の1つであるギニアの数学者の参加資格を取り消すことを決めた。パク・ヒョンジュ組織委員長はこの措置について「国民の懸念が大きいことを考慮した」と説明している。このほか、ナイジェリア出身の12人についても、参加を控えるよう勧告した。

4日にソウルの徳誠女子大学で行われた「次世代女性グローバル・パートナーシップ」世界大会では、参加予定だったナイジェリアの学生3人の招待が取り消された。3人は国連の人権委員会に提訴する意向を示していることもあり、今回の件も「人権侵害」に当たるのではとの議論を呼ぶ可能性がある。（翻訳・編集/TK）