人民網日本語版 2023年12月6日(水) 19時30分
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中国で「没入型」業界が近年、急速に発展し、「Z世代」の間で人気を集める新たな消費シーンとなっている。
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マーダーミステリーや脱出ゲームのほか、没入型ホテルや没入型定期市など、没入型関連の新たなサービスやシーンが今、続々と登場している。深セン小黒探網絡科技のブランド責任者(CBO)・林鋭(リン・ルイ)氏は、「没入型定期市を例にすると、以前、若者は市場でお気に入りの商品を見つけると、それを買うかどうか、かなり迷っていた。しかし、没入型定期市では、コスチュームを着て、物語のワンシーンでキャラクターを演じるというスタイルを体験でき、若者はすぐに買いたいと思うようになる」としている。
口コミサイト・大衆点評が発表している統計によると、今年8月以来、「没入型」というキーワードが含まれた書き込みは前年同期比で約70%増加している。また、上海や武漢、北京、成都などでは、「没入型」が人気の検索ワードとなっている。
林CBOは、「当社の研究データによると、『没入型産業』がカバーするプレーヤーはすでに1億人を超えている。そのメインは18歳から35歳の若者で、1回当たりの消費金額は150~400元(約3000~8000円)になっている」と話した。
また林CBOは、「没入型サービスは、若者の娯楽とソーシャル・コミュニケーション、自己表現という3つの面のニーズを満たすことができる。そのうち、自己表現が若者がゲームにおいて、最も獲得したいと思っている価値だ」と分析した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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