北海道でレンタカー事故増、「7割外国人」とも=台湾人「借りられなくなるのが心配」―台湾メディア

Record China    2023年12月4日(月) 16時0分

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台湾メディアのCTWANTは3日、北海道内のレンタカーによる事故の7割が外国人で、現地では外国人観光客へのレンタルを中止する動きも出ていると報じた。

台湾メディアのCTWANTは3日、北海道のレンタカーによる事故の7割が外国人で、現地では外国人観光客へのレンタルを中止する動きも出ていると報じた。

記事は、「海外旅行に出かけて現地で(レンタカーを借りて)自分で運転するのは台湾人にとって人気の選択肢だが、近年、交通違反や不適切な運転が相次いでおり、中でも台湾人が一番好きな日本が最も影響を受けている」と指摘した。

その上で、台湾のジャーナリストで作家の福澤喬さんがフェイスブックアカウントで、北海道で運転する際はブラックアイスバーンに注意すること、「一時停止」を順守して左右をよく確認してから発信することを呼び掛けたと紹介。最近では北海道でブラックアイスバーンでタンクローリーがスリップして10台が巻き込まれる多重事故が起きていると伝えた。

また、ある北海道のレンタカー会社では11月に起きた事故のうちおよそ7割が外国人客によるものだったと説明。「事故の増加を受けて外国人観光客へのレンタルを中止する業者や、損害が大きく廃業に追い込まれた業者もある」とした。

台湾人によるレンタカーをめぐるトラブルも散見され、昨年末には北海道で台湾人観光客が酒気帯び運転で逮捕された。今年4月には、日本でレンタカーを利用した台湾人の若者数人が車を横転させる事故を起こし、幸い死傷者は出なかったが当事者らが大笑いしながら動画を撮影していたことでひんしゅくを買った。今年10月には北海道芦別市で台湾人観光客7人が乗ったワンボックスカーが事故を起こし、3人が重傷を負っている。

台湾のネットユーザーからは「日本に住んでいるけど、台湾からこっちに来た友人に『一時停止では必ず完全に止まってから発信するんだよ』と伝え、彼は『分かった分かった』と言っていたが、その1秒後に(止まらずに)通過していった」「台湾人は一般的に止まれの標識に何も感じず、一時停止してから発進するということはない。現地の交通法規を守るつもりがないなら運転すべきでない」「レンタカーでの事故のニュースが増えているのを見て、今後日本でレンタカーを借りられなくなるのではと本気で心配している」などの声が上がっている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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