中国品質協会は2日、2023年における中国の電気自動車（EV）など新エネルギー自動車についてのユーザー満足度指数の調査結果を発表しました。対象は2023年において販売台数が多い77の車種で、33の自動車生産企業の40のブランドが含まれます。

中国品質協会の李常務副秘書長によると、2023年の中国の新エネルギー自動車業界ユーザー満足度の調査結果は前年同期よりも1ポイント低下して80ポイントでした。満足度の低下は過去9年間で初めてでした。ブランドイメージと知覚品質の低下が、満足度低下の主な原因とのことです。

2023年の新エネルギー自動車の故障回数が比較的多かった部分はスマートネットワーク、走行、ステアリングとブレーキ、内装、車体外観、電池で、故障回数は全体の70%を超えたとのことです。

李常務副秘書長は、「私は自動車企業に対して、全面的な品質管理を積極的に推進し、品質の管理と制御を強化し、品質を絶えず向上させてほしいと提案した。同時に、比較的に完備したアフターサービスシステムを構築し、消費者が購入の過程、あるいは購入後に遭遇する問題を遅滞なく解決するよう述べた」と説明しました。（提供/CRI）