マラソン大会で1位の選手がゴールテープ切れず、主催者が謝罪―香港

Record China    2023年11月21日(火) 21時0分

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香港で19日開催されたハーフマラソン大会で、1位の選手がゴールテープを切れなかったという事態が中国SNSの微博で話題になった。

香港で19日開催されたハーフマラソン大会で、1位の選手がゴールテープを切れなかったという事態が中国SNSの微博(ウェイボー)で話題になった。

この大会は香港、珠海、マカオをつなぐ港珠澳大橋の香港区間で行われた第1回東アジアハーフマラソン。微博には、中国の男子選手の謝冬生(シエ・ドンション)がゴールする直前にテープを張るのをやめるスタッフの映像が投稿されている。その後再び用意されたテープを切ったのは2位の日本人選手で、微博では主催者の中国香港陸上競技総会が20日に出した謝罪声明も紹介された。

中国メディアによると、港珠澳大橋では19日、第1回港珠澳大橋香港区間ハーフマラソンが開催され、東アジアハーフマラソンはこの大会と同時に行われた。港珠澳大橋香港区間ハーフマラソンで男子はケニアの選手が1時間1分39秒で、女子はウガンダの選手が1時間8分5秒で優勝しており、謝冬生のゴール直前に片付けられたテープは女子のチャンピオンを迎えるために準備されたものだという。

中国香港陸上競技総会は声明で、「女子のトップを走るウガンダの選手と東アジアハーフマラソンの上位2人の男子選手は比較的接近していて、男子選手がゴールしそうなのを見たスタッフは無意識のうちにテープを片付けた」と説明。テープを片付けたことやウガンダの選手がテープを切れなかったことに心からのお詫びを述べると共に、内部での検討を行って同様の事態が再発しないようにするとの考えを示した。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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