日本で盗撮被害に遭ったと主張の台湾人女性、代表処に冷たくあしらわれる―台湾メディア

Record China    2023年11月21日(火) 16時0分

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20日、台湾メディア・風伝媒は、日本を旅行中に痴漢被害に遭った台湾人女性が駐日代表処に助けを求めるも冷たくあしらわれたと報じた。

2023年11月20日、台湾メディア・風伝媒は、日本を旅行中に痴漢被害に遭った台湾人女性が駐日代表処に助けを求めるも冷たくあしらわれたと報じた。

記事によると、ある台湾の女性ネットユーザーが先日、フェイスブック上のコミュニティーに「今月9日に観光で訪れた日本の電車に乗った時、降りる前に盗撮されていると感じて『変態』と叫んだ。下車後に駅員に助けを求めたものの『警察ではないので捕まえたり引き止めたりできない』と断られ、何度も頼み込んでようやく警察に通報してくれた。警察では簡単な調書を取っただけで終わりと言われ、不安だったので14日に台湾駐日代表処に助けを求めた。すると代表処は非常に消極的な口調で『助けることはできない』と言われた」と事の経緯をつづったという。

女性によると、代表処でのやり取りの中で担当者は「私は日本に10年いるが、痴漢に遭遇したことはない。たとえ提訴したとしても対して賠償金は取れない」と言ったといい、「どれだけの少女がこんなに消極的な対応をされ、国に対する信用を失ったか」と嘆くとともに、「この件以降、日本語を話す男性に対して恐怖と警戒感を覚えるようになってしまった」と打ち明けた。

駐日代表処は20日に「14日に電車で痴漢に遭遇したという女性の訴えを受け、日本の警察と連絡を取って状況を把握し、現地の法律事務所に法的な見地による意見を聞くといった必要な支援を直ちに提供した。また、中国の法律事務所リストを参考資料として提供した。しかし、代表処は案件の当事者ではなく、現場の状況を知り得ないため、代理で訴訟を起こしたり、訴訟意見を提供したりすることはできない。現地の弁護士に頼んでほしい」とコメントしているという。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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