今年10月以降、封殺状態にあると報じられる中国の女優アンジェラベイビー（楊穎）だが、痩せた姿にネットでは騒動の影響を指摘する声も上がっている。

アンジェラベイビーについては今年9月末、韓国のガールズグループ・BLACKPINK（ブラックピンク）のリサがフランス・パリの老舗キャバレーで出演したショーに足を運んだと報じられ、愛国ネットユーザーの間から非難の声が上がった。その後、アンジェラベイビーのSNS・微博（ウェイボー）やTikTok中国国内版「抖音（ドウイン）」のアカウントは更新を制限され、さらに最近では、2014年の放送開始時からレギュラー出演していたバラエティー番組「奔跑吧」からも姿を消している。

騒動の渦中にあるアンジェラベイビーだが、女性モード誌「Grazia」（グラツィア）シンガポール版の最新号でカバーを飾っており、このほどウェイボーでグラビア写真の一部が公開された。しかし、もともとスレンダーなアンジェラベイビーがこの写真の中では、頬がこけ、手足もいっそう細くなったように見えることが注目を集めている。

封殺が報じられて以来、イメージキャラクターを務める広告もウェイボーから次々に消えており、ネットでは不安定な状況が心に影響を及ぼしているのではないかと疑う声も。また、34歳のアンジェラベイビーが実年齢より老けて見えるといった指摘や、健康面を気遣う声も集まっている。（Mathilda）