新潟県のバスに設置された「こども運転席」に、中国のネットユーザーから反響が寄せられている。

「こども運転席」は新潟交通の「こどもデザインラッピングバス」の一部車両内に設置されているもので、バス前方に取り付けられたカメラのリアルタイム映像が座席前方のモニター画面に表示される。ハンドルや速度計なども取り付けられており、子どもが運転を疑似体験できる仕組みになっている。

日本のSNS上でも注目を集めているが、中国のSNS・微博（ウェイボー）でも560万のフォロワーを持つ「林萍在日本」さんが「子どもがこれのためにバスに乗りたがっているみたい」と紹介すると、他のネットユーザーから反響があった。

コメント欄には「かわいい」「面白いね」「これすごく好き」「すごく愛がある」「モニターがリアルタイムだし、細かいところまで作り込まれてる」「子どもが降りたくないって駄々をこねそう」との声や、「私も座りたい」「いい大人だけど座りたい」「30歳の子どもですが座ってもいいですか？」「期限が過ぎた子ども（大人）も座りたいぞ」など大人でも座りたいという声が多く並んだ。

また、「中国なら行列ができて、ずっと座ってるとけんかになるな」「（中国では）初めに子どもがけんかをはじめ、その後に親がけんかを始める」「中国なら飾りだけでここまで作り込まない」といった声も散見された。（翻訳・編集/北田）

『こども運転席』

新潟交通さんのおもしろい仕掛け????️

これ目的にバスに乗りたがるこどももいそうですね

どのバスに乗ったら『こども運転席』が設置されているか????

ネット検索とかできるんだろうか…#新潟　#バス pic.twitter.com/fNcnqcvhUT

— 旅行の魅力伝え隊(@新潟県) (@travelinNiigata) November 2, 2023