トヨタと日産、日本の2大メーカーが全面的に電動化にかじ―中国メディア

Record China    2023年11月7日(火) 6時0分

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5日、香港メディア・香港01は、先日行われたジャパンモビリティショーで、トヨタや日産が電気自動車のコンセプトカーを数多く出展し、EV化加速への意欲を見せたことを報じた。

2023年11月5日、香港メディア・香港01は、先日行われたジャパンモビリティショーで、トヨタ日産電気自動車(EV)のコンセプトカーを数多く出展し、EV化加速への意欲を見せたことを報じた。

記事は、日本の自動車業界でトップに君臨する一方、EV化では遅れをとっているように見えるトヨタが、世界における急速なEVの台頭を前にいよいよ行動を起こし始めたとし、今回のジャパンモビリティショーではスポーツカーからハッチバック、SUV、クロスオーバー、さらにはミニバンに至るまでさまざまな種類のEVコンセプトカーを「全方位的な逆襲」とばかりに一挙に発表したと伝えた。

その一例として、トヨタの高性能車部門であるGAZOO Racingが製作したEVスポーツクーペ「FT-Se」をピックアップ。FT-Seは名車と称されるスポーツカー「MR2」の流れをくむものであるとし、厚さ100ミリと従来品に比べて薄く、ボディデザインや車内の空間性に加え低重心など次世代のピュアEV開発にアドバンテージをもたらす新開発の超小型自動車用バッテリーを内蔵していると紹介した。

また、乗用車以外でも将来の新型量産ハイエースやライトエースの先駆けとして期待されるショートボディのコンセプトモデル「KAYOIBAKO」ミニバンを展示して注目を集めたほか、次世代の「ハイラックス」となる可能性が高い全長5メートル超の中型ピックアップトラックコンセプトカーであるEPUは航空機の操縦桿のようなハンドルを持つなど近未来的なデジタルテイストあふれるインテリアレイアウトが際立ったとした。さらに移動カフェ、オフロード救急車、サーファー専用車とさまざまな利用シーンを提案したピックアップコンセプトモデル「IMV 0」や、全長5150ミリ、ホイールベース3050ミリの大型7人乗りEV「ランドクルーザーSe」などがショーでお目見えしたと伝えている。

記事はさらに、日産も自社を代表するスーパーカー「GT-R」に未来的な要素を注入した、1300馬力という日産の乗用車史上最もパワフルな自動車となるEVコンセプト「ハイパーフォース」を発表したことを紹介。そのインパクトは、会場には同社が出展した他のコンセプトカーの印象をぼやけさせてしまうほどだったと評した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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