2023年11月1日、韓国・京郷新聞によると、元バドミントン韓国代表のユ・ヨンソンが女性に性的暴行を加えようとした疑いで警察の捜査を受けていることが分かった。

記事によると、ユは7月に米国で韓国人女性に性的暴行を加えようとしたとして、強姦未遂の疑いで仁川延寿警察署の捜査を受けている。

ユは女性から通報を受けた米国の捜査当局に逮捕された後、保釈金を払って釈放され、韓国に帰国した。

女性はユの帰国後、韓国警察に告訴状を提出した。警察は先月23日にユを書類送検したが、検察は追加の捜査を求めた。警察は追加捜査を実施した後、ユを再び書類送検する方針だという。

ユは14年に開催された仁川アジア大会のバドミントン団体で金メダルに輝き、世界選手権でも3回メダルを獲得した。昨年引退し、現在はフリーのコーチとして活動している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「恥ずかしい」「メダルも年金（競技力向上研究年金）も剥奪するべき」「いくらメダルを持っていても、犯罪者になった瞬間に意味のないものになる」「最近のスポーツ界は問題が多い。引退した選手には社会適応教育を行うなど管理が必要では？」などの声が上がっている。

また「性犯罪は米国で処罰を受けさせるべきだ。韓国は性犯罪者に優しい国だから、ちょっと頑張って反省文を提出すれば執行猶予付き判決が出る」「保釈金制度が理解できない。いくら資本主義社会とはいえ、罪を金で買うのはおかしくないか？」との声や、「最近は虚偽告訴罪があまりに多い。みんな、疑いが確実に立証されるまでは静かに見守ろう」と呼び掛ける声も見られた。（翻訳・編集/堂本）