中学生がトイレでふん便を食べさせられる映像が物議―中国

Record China    2023年11月1日(水) 21時0分

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31日、中国のSNS微博で、福建省の中学校で生徒がふん便を食べさせられる動画がネット上で拡散したことが複数のニュースアカウントなどによって紹介され物議を醸している。

2023年10月31日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で、福建省の中学校で生徒がふん便を食べさせられる動画がネット上で拡散したことが複数のニュースアカウントなどによって紹介され物議を醸している。

大衆網などの中国メディアの微博アカウントは31日、「近ごろ、福建省の中学生が学校のトイレで強要されてふん便を食べたとする動画がネット上で拡散した」と紹介。動画では校内のトイレとみられる場所で制服姿の男子生徒が、撮影者に要求を受けてしゃがんで便器に指を突っ込んだ後立ち上がり、その指を口元に運んで食べるような仕草を見せる様子が映っていたとした。この生徒はさらにもう1度食べるよう強要され、ふたたび指を口に突っ込んだとも伝えている。

そして、拡散した動画が撮影された場所についてネット上で「福建省竜岩市永定区にある中学校ではないか」との情報が流れ、現地メディアの記者が31日に学校に問い合わせたところ「ふん便を食べさせられた生徒はすでに教員による心理カウンセリングを受けている」とし、動画の内容が事実であることを認めた。また、同区教育局の担当者も「職員を学校に派遣して調査を実施している」とコメントしたとのことである。

この件について、中国のネットユーザーは「心理カウンセリングなんて役に立たない。強要した奴にもふん便を食べさせなければ意味がない」「学校ではどうしてこういうことが頻繁に起こるのか。教師は一体どこにいるのか」「校内暴力があまりにも多すぎる。それだけ子どもたちがストレスを抱えているということだ」「被害を受けた子どもは、その記憶を一生拭い去ることができない」「これが今のわれわれの教育システムや法治システムの有さまだ」といった怒りや嘆きのコメントを数多く残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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