「流転の地球2」が2024年のアカデミー賞に出品決定

anomado    2023年10月31日(火) 21時30分

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米国のエンターテインメント業界の情報誌「ハリウッド・レポーター」はこのほど、中国のSF映画「流転の地球2」が第96回アカデミー賞の国際長編映画賞に出品することになったと報じ、注目が集まっている。

米国のエンターテインメント業界の情報誌「ハリウッド・レポーター」はこのほど、中国のSF映画「流浪地球2」(流転の地球2)が2024年に開催される第96回アカデミー賞の国際長編映画賞に出品することになったと報じ、注目が集まっている。

今年の春節(旧正月)映画として公開された「流転の地球2」は中国国内で40億2900万元(約821億円)、海外で5億9800万ドル(約891億円)の興収成績を記録したメガヒット作品。高度な科学技術と人道的配慮をベースにした壮大な物語と衝撃的な宇宙観、地球の文明とは何かを探る超スケールSF映画として高評価が集まっていた。

これまでの10年、中国映画は「一九四二」(2013年)、「夜鶯」(2014年)、「滚蛋吧!腫瘤君」(2015年)、「大唐玄奘」(大唐玄奘、2016年)、「戦狼2」(戦狼 ウルフ・オブ・ウォー、2017年)、「邪不壓正」(2018年)、「哪吒之魔童降世」(ナタ~魔童降臨~、2019年)、「奪冠」(中国女子バレー、2020年)、「懸崖之上」(崖上のスパイ、2021年)、「奇跡・笨小孩」(奇跡の眺め、2022年)がアカデミー賞の国際長編映画賞に出品してきたが、まだ受賞に至っていないのが現状だ。

こうした中、2024年度のアカデミー賞に向けて出品が決まった「流転の地球2」。第36回中国映画金鶏賞の作品賞、録音賞、美術賞にノミネートされたばかりの同作品が今度こそアカデミー賞のノミネートを経て受賞を果たせるのか、注目と期待が集まっている。(編集/RR)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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