2023年10月26日、韓国・ニュースエンによると、韓国の男性アイドルグループ「BIGBANG（ビッグバン）」のリーダー、G-DRAGON（本名クォン・ジヨン）が薬物使用の疑いで立件された。

記事によると、仁川警察庁は25日、G-DRAGONを麻薬類管理に関する法律に違反した疑いで立件した。G-DRAGONは11年にも大麻を吸った疑いで検察の捜査を受け、毛髪検査で陽性判定が出たが、当時は起訴猶予処分となっていた。

記事は「ファンらはG-DRAGONの麻薬の使用を早くから疑っていたようだ」とし、「空港などで捉えられたG-DRAGONの姿が『麻薬中毒者のようだ』と指摘する声が、一部ファンの間で相次いでいた」と伝えている。

4月にニュースエンが捉えたG-DRAGONの出国シーン映像には「本当に心配だ。とにかく落ち着きがない」「じっとしていられない症状が以前よりはるかに深刻になった」などのコメントが寄せられたという。記事は「実際にG-DRAGONは、歩くときだけでなく、出国手続きのため立っているときもじっとしていられない様子だった。常に手を忙しく動かし、リズムに乗っているような行動を見せた」としている。

韓国の芸能界をめぐっては、映画「パラサイト 半地下の家族」などへの出演で知られる俳優イ・ソンギュンに違法薬物を使用した疑いが浮上し、警察が本格的な捜査を行っていると報じられたばかり。

韓国のネットユーザーからは「イ・ソンギュンは寝耳に水だったけど、G-DRAGONはずっと前から疑われてきた」「G-DRAGONは今まで捕まらなかったことが不思議なくらい」「なぜ麻薬が必要なのか。人気、財産、美貌…全てを持っているのに」「若いときに富と名誉を得てトップに上り詰める人生もつらいのだろう。それ以上目指すものがないのだから」「12年前にしっかり処罰を受けるべきだった」などの声が上がっている。

また「今回を機に、芸能人全員に麻薬検査を実施してほしい」「芸能人には毎年、麻薬検査を行うべきだ」と主張する声も見られた。（翻訳・編集/堂本）