中国人が感じた広島=「あの場所では、犠牲者の悲痛な叫びが聞こえるよう」―中国ネット

Record China    2014年8月6日(水) 22時53分

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6日、米国が広島に原爆を投下してから69年が経ったこの日、日本に限らず中国でも原爆関連のニュースが伝えられた。ネットでも広島に関する話題が多く掲載されており、中国人観光客は広島に訪れた際に感じたことをつづっている。写真は広島の原爆ドーム。

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2014年8月6日、米国が「リトルボーイ」を広島に投下してから69年が経ったこの日、日本のみならず中国でも原爆関連のニュースが多数伝えられた。ネットでも広島に関する話題が多く掲載されており、中国人観光客は広島に訪れた際に感じたことをブログにつづっている。以下はその概要。

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広島平和記念公園の記念碑は想像したものよりもずっと小さかった。周りには絶えず花束が置かれている。碑文には「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と刻まれていた。

平和記念公園を抜けて川岸に出ると、向かい側に原爆ドームが見える。現在は中に入ることはできないが、壁がはがれ落ち、骨組みだけが残った無残な姿を見ただけでも、犠牲者の悲痛な叫び声が聞こえてくるかのようだった。平和記念公園は観光名所でもあるが、「観光」という言葉はまったくふさわしくなく、無残な建物が人々に歴史を記憶させ、今を大切にするよう訴えかける厳粛な雰囲気がそこには漂っている。

原爆が広島に与えた打撃は計り知れない。そして、戦争で犠牲になるのはいつも罪のない庶民だ。第2次世界大戦の戦火が消えて久しいが、広島は絶えず平和の意義を呼びかけ続けている。(翻訳/TK・編集/内山)

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