2014年8月5日、韓国YTNテレビ（電子版）によると、韓国陸軍の兵士が4月、先輩兵士らに集団暴行を受けて死亡した事件を受け、韓国人権委員会が行った調査結果で「軍隊で起きる暴力、いじめは単に『退屈すぎる』、『鼻持ちならない』などの理由で起きることが多い」ことが分かった。中国新聞社が伝えた。

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韓国では12年10月、江原道の陸軍師団兵士が先輩兵士に半年にわたって虐待され、心的外傷後ストレス障害（PTSD）を発症した。暴行を加えた兵士の1人は起訴されたほか、別の兵士2人も警察の取り調べを受けている。

また、今年7月末には兵士が先輩兵士ら5人に暴行を受け、4月に死亡した。死因は窒息死。兵士は日常的にいじめを受けており、歯磨き粉を食べたり、床に吐いたつばをなめるよう強要されていた。

これらの事件発覚を受け、韓国軍は緊急調査を実施。4月だけで3900件以上の虐待事件が起きていたことが分かった。（翻訳・編集/AA）