杭州アジア大会はどれほど「スマート」なのか―中国メディア

Record China    2023年9月26日(火) 8時0分

拡大

24日、中国新聞網は「杭州アジア大会はどれほどスマートなのか」と題した記事を掲載した。

(1 / 4 枚)

2023年9月24日、中国新聞網は「杭州アジア大会はどれほどスマートなのか」と題した記事を掲載した。

その他の写真

記事は、第19回アジア競技大会が23日夜に浙江省杭州市で開幕し、開会式では最後の聖火ランナーである元競泳選手の汪順(ワン・シュン)さんと高さ10メートルの「デジタル聖火ランナー」が共同で聖火台に点火したと紹介。杭州アジア大会の準備と運営では「スマート」の理念が貫かれており、 会場の設計、試合出場プロセスから観戦体験まで、先進的なデジタル技術やスマートなアプリケーションが至る所で駆使されていると伝えた。


そして、同大会の「スマート」ぶりを具体的な例を挙げて説明した。大会運営では、アプリ「亜運釘」は世界初の大規模スポーツ大会の統合デジタル大会プラットフォームで、オンラインコミュニケーション、人員管理、試合やトレーニング、儀礼の管理、交通整理、医療救急、会場監督などのサービス機能を統合し、数十万人の大会スタッフとボランティアにオンライン協同運営管理サービスを提供することができるとした。


また、杭州市桐廬県にあるアジア大会馬術センターの「アジア大会馬術インテリジェントシステム」は馬の健康状態、検疫サンプリングなどのデータをデジタル処理できるほか、 温州スポーツセンターの競技場の芝生には18個のセンサーが設置され、芝生の根元の温度、湿度などのデータを収集・分析し、科学的な芝生のメンテナンスを実現すると紹介。また、世界初のアジア大会AR(拡張現実)サービスプラットフォームを立ち上げ、観客がARによる会場ナビゲーションなどのサービスを楽しむことができると伝えた。


さらに、「中国がリードする5G技術は多くの観客による交通と通信の圧力を緩和する」とし、大きな蓮の花びらがデザインされた杭州オリンピックスポーツセンタースタジアムでは異周波数および同一周波数の二重ネットワークによる超高密度ネットワークが同時に観客8万人の通信ニーズを満たすと紹介。「杭州アジア大会は、アスリートが限界を突破する舞台であるだけでなく、中国の最先端技術を示す窓口でもある」と評した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携