空前のペットブームの中国、上海で保護猫活動が盛んに

フライメディア    2023年9月19日(火) 15時30分

拡大

上海のショッピングモールで最近よく見かけるようになったのが「撸猫」カフェや保護猫カフェといった猫関連のショップだ。

(1 / 6 枚)

上海のショッピングモールで最近よく見かけるようになったのが「撸猫」カフェや保護猫カフェといった猫関連のショップだ。続々とオープンしており、猫ブームの定着を感じる。なお、「撸猫」は「猫をなでる」という意味。

その他の写真

近年、中国に空前のペットブームが来ているといわれるが、街中でも動物関連のショップが増え、猫カフェ以外にも柴犬カフェ、アルパカカフェ、カピバラカフェ、うさぎカフェ、アヒルカフェといった動物カフェがSNSでも話題に多く上がっている。こうした動物・ペットブームをけん引しているといわれるのが消費力のあるZ世代(1995〜2009年生まれ)で、日本と同じくペットとして特に人気なのが犬と猫だ。


特に猫はここ数年で人気が急上昇している。猫をペットにする理由としてよく挙げられるのが「散歩が不要で、一人暮らしでも飼いやすく、室内飼いに向いている」という点。愛嬌のある仕草で多くの若者を魅了し、ストレスを感じる生活において癒しの存在となっているようだ。

ショッピングモール内のペットショップ

しかし、ペットショップやオンラインショップで手軽に動物を購入できる環境がある反面、簡単に捨ててしまう飼い主も増え、上海の街を歩くと野良猫に出会うことも多い。

ボランティアで運営する保護団体「上海領養日」の店舗

そのような情況もあってか、上海では保護猫活動が盛んに行われている。例えば、保護団体「上海領養日」はショッピングモールなどで公益活動として保護猫の新しい家族を探すサービスを提供しているが、引き取られた後もWeChat(ウィーチャット/微信)で猫の状態などをフォローしている。新しい家族になじめない、何らかの事情で飼えなくなったなどの理由で、引き取られた後に再び野良猫(保護猫)になることを防ぐためだという。

保護猫・保護犬コンセプトストア「御猫苑」

同じショッピングモールに入っている「御猫苑」でも、保護猫や保護犬を紹介している。

上海市民の関心が高い保護猫活動

公益的な保護猫カフェが登場するなど、保護猫を紹介することで飼い主の責任や管理を浸透させていく活動も増えている。(提供/フライメディア)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。 本日御紹介した「上海の猫事情」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。
https://flymedia.co.jp/

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携