2014年8月1日、韓国・聯合ニュースによると、ソウル市内のレストラン1749店のうち、20％以上が衛生状況に問題があることが分かった。環球時報（電子版）が伝えた。

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ソウル市は13年に市内のレストラン1749店に対し、調理場や飲食スペース、トイレなどの関連施設、従業員の健康状態などの衛生状況検査を行った。その結果、AAA（非常に優秀）の評価は256店、AA（優秀）は520店、A（良好）は597店だったが、衛生状況に問題ありとされたレストランも376店（約21．5％）あった。

地域別に見ると、特に深刻なのは恩平区で、レストラン27店のうち約半数が衛生基準に達しておらず、11店で非常に重大な問題が指摘された。衛生状況が良かったのは江南区で、53店のうち21店がAAAの評価を獲得した。

この結果について、ソウル市の議員は「13年の衛生状況検査は自主的に申請のあったレストランに対してのみ行ったもので、申請のなかったレストランにはさらに深刻な問題が存在する可能性がある。食品の安全は国民の健康に直接関係するため、検査結果などの状況を速やかに公表するとともに、今後は衛生評価制度を確立すべきだ」と指摘した。（翻訳・編集/HA）