2014年8月1日、環球時報によると、韓国済州特別自治道のウォン・ヒリョン（元喜竜）知事が7月31日、中国から済州島などへの開発投資案件の審査を強化する方針を示した。前知事時代に承認した大規模事業も白紙に戻す考え。関係者の間では「人が変われば方針も変わる」と波紋が広がっている。

【その他の写真】

ウォン知事が就任1カ月に合わせた記者会見で明らかにしたもの。増え続ける中国からの投資承認で、厳しい立場を取ると表明した。すでに中国企業が予定している公園整備計画なども、いったん承認を取り消し、企業に再度申請するよう求めた。ウォン知事は島を代表する観光スポットのハルラ山、海岸リゾート施設、山間部の水源地などの開発制限を強化。ゴルフリゾートなどの新規開発事業を原則として認めない方針を示した。

中国からの投資は済州島経済に大きな影響を与えるため、「人が変われば方針も変わるのか」と関係者の間には波紋が広がっている。（翻訳・編集/AA）