米国で韓国のり巻きが品切れ続出の人気ぶり=韓国ネット「『KMBAP』と呼んで」

Record Korea    2023年9月10日(日) 9時20分

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7日、韓国・ハンギョレ新聞などによると、米スーパーチェーン「トレーダー・ジョーズ」の冷凍のり巻き(KIMBAP)が発売から2週間で全国的に品切れになるほど大ヒットしている。

2023年9月7日、韓国・ハンギョレ新聞などによると、米国内42州に約560の店舗を持つスーパーチェーン「トレーダー・ジョーズ」の冷凍のり巻き(KIMBAP)が発売から2週間で全国的に品切れになるほど大ヒットしている。

記事によると、米NBCは現地時間16日、カリフォルニア州オレンジカウンティ在住の韓国系飲食ブロガーの女性がこの冷凍のり巻きを母親と共に食べる動画をTikTokに投稿したところ口コミが広がったと紹介。「米国では今、のり巻きブームが起きている」と伝えた。のり巻きは先月初めに発売された商品だが、2週間で全ての店舗で品切れとなった。再入庫は11月の予定だという。

女性が投稿した動画は7日午前現在、1120万回再生されている。NBCは「全店舗で品切れになるほど口コミが広がったのは、TikTokの影響が大きい」と伝えているという。女性はNBCの取材に「5歳の時に母がお弁当にのり巻きを作ってくれたが、他の子たちからからかわれた」「こののり巻き人気は、韓国文化が他国の人たちに受け入れられ、消費されることにおいて大きな進展があったことを示すものだ」「米国人は今、韓国音楽、韓国料理、韓国文化、韓国のお母さんなど、全てのものに夢中になっている」と話している。

爆発的なのり巻き人気はトレーダー・ジョーズの従業員も驚くほどで、同チェーンで購入できなくなった今、米国人たちは他の韓国人向けスーパーなどに目を向けているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「手軽に食べられる物としてはハンバーガーやピザよりヘルシーだ」「のり巻きのおいしい有名店に行って作りたてのを食べたら倒れちゃうだろうな」「KIMBAPと、韓国語の発音で書いてあるのがいいね。以前は『ロールすし』などの名前で広まっていたのが不愉快だったんだ」「『コリアンすし』じゃなく『KMBAP』と呼んでもらいたい」「韓国系米国人は買って食べるかもね。ビザを取って住んでる韓国人や、ローカルの米国人は興味を持たないと思う」などの声が寄せられている。

また、「1カ月後には中国が『うちが元祖だ』と騒ぎだしそう」「そのうち中国が『のり巻きは楊貴妃が開発した』とか言いだすぞ」といったコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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