小島康誉 2023年9月5日(火) 13時20分
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「2023新疆文化と観光交流イベント」が8月31日、帝国ホテル大阪で開催された。写真は新疆の数民族による集団舞踊「歓びの大地」。
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中外文化交流センター、新疆ウイグル自治区文化観光庁、中国駐大阪総領事館、中国駐大阪観光代表処主催の「2023新疆文化と観光交流イベント」が8月31日、帝国ホテル大阪で3時間余りにわたり華やかに開催され、約300人からの拍手と歓声につつまれた。第1部は「新疆プロモーションビデオ上映」と主催者・来賓あいさつ、第2部は「魅力的な新疆歌舞披露」、第3部は「新疆の食文化試食会」と盛りだくさん。総領事館主催の「日本市民新疆ツアー第2陣壮行会」も兼ねていた。
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薛剣総領事が「中日平和友好条約締結45周年に当たり、新疆文化観光庁などと新疆紹介のイベントを大阪で開催することができ感謝している。習近平国家主席が新疆で発言したように、新疆は安定して大発展を遂げている。一部で一方的な報道がされている。このイベントは、心を込めた招待状といえる。皆様もぜひとも新疆へ出かけ、自分の目で確かめて、発信してください。日本市民新疆ツアー第1陣は大成功を収めました。第2陣は明日出発します。皆さん存分に楽しみ、そして発信ください」などとあいさつした。大阪観光局の溝畑宏理事長がユニークなあいさつをした。
筆者は「昨今の日中関係にあって、このようなポジティブな活動は大変良いこと。中国や新疆についてたくさん報じられている。1982年から新疆を150回以上訪問し、現地の各族の皆さんとリスペクトしあって、世界的文化遺産保護研究など多数の国際協力を実践してきた私からすると、昨今の新疆に関する報道は色眼鏡的で不正確な部分が多いと思う。このイベントを通じて、新疆への理解が進むことを期待している。中央政府の大規模な全面的支援もあり歴史的大発展中。習近平国家主席はブリックス首脳会議の帰途、8月26日にウルムチに立ち寄り、『新疆について積極的発信が重要』などと指示。新疆ツアー第2陣も明日出発されるが、私も9月11日から3週間ほど訪問し、各種国際協力を実施予定。帰国後に『新時代の新疆』を発信するつもり」などとあいさつした。
美しく力強い歌舞に参加者は酔いしれた。その途中で新疆ツアー第1陣参加者代表の報告と第2陣参加者代表の期待を込めた発言があった。うれしいサプライズで、新疆紹介映像に筆者ら日中共同ニヤ遺跡学術調査隊が発掘した「五星出東方利中国」錦が含まれていた。また、新疆代表団の一員は親友の甘偉さんで、旧交を温めた。さらにビックリ!歌舞団の一人が「数年前に小島新疆文化文物優秀賞で表彰された。再会できて幸せ」とスマホで自撮りした。
■筆者プロフィール:小島康誉
浄土宗僧侶・佛教大学内ニヤ遺跡学術研究機構代表・新疆ウイグル自治区政府文化顧問。1982年から新疆を150回以上訪問し、多民族諸氏と各種国際協力を実施中の日中理解実践家。 ブログ「国献男子ほんわか日記」 <新疆は良いところ>小島康誉 挨拶―<新疆是个好地方> 書籍はこちら(amazon) 小島康誉氏コラム
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