台湾の男性歌手ショウ・ルオ（羅志祥）が、現在開催中のコンサートツアーにおいて中国5都市の追加スケジュールを発表。3年半ぶりに中国での活動を再開することになった。

ショウ・ルオは今年7月、アジア諸国およびフランス、イギリス、オーストラリア、アメリカなどを回る「EVOLUTION」ツアーの第二弾を台北アリーナ公演でスタート。8月31日、年内の新たなスケジュールとして、深セン・広州・重慶・南京・上海の5都市での公演を発表。今後も追加で順次発表していくことを明らかにした。

ショウ・ルオは20年4月、当時の交際相手だった中国人女性インフルエンサーが、女性関係などの私生活を暴露したことがスキャンダルに発展。深刻なイメージダウンを招き、中国での番組出演や広告契約を全て失い封殺状態となった。その後、2年近くにわたって目立った活動がなかったが、昨年7月に台北アリーナでコンサートを開催。今回、中国の5都市でのコンサート開催が明らかになったことは、事実上の中国での活動解禁とみられている。

中国でのコンサート開催は、18年6月の北京市のキャデラック・アリーナでの公演が最後だったため、今回は約5年ぶりのステージとなる。ショウ・ルオ自身も「非常に興奮している」とコメントを発表しており、中国のその他の都市のファンに向けても、「間もなくよい知らせが届けられると思う」と語っている。（Mathilda）