日本関連の商品をすべて廃棄する店主に中国ネット民「QRコードも処分しな、日本人の発明だから」

Record China    2023年8月29日(火) 21時0分

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中国・山東省青島市の商店が日本関連の商品をすべて廃棄し、話題になっている。

中国・山東省青島市の商店が日本関連の商品をすべて廃棄し、話題になっている。

現地メディアによると、24日に東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出が始まったことを受け、同店の店主は店内にある日本関連の商品をすべて廃棄した。動画には、冷凍庫や商品棚から該当する商品を取り出して、「これも日本製だ。うちでは売らない!」などと言いながら床に投げ捨てていく様子が映っている。廃棄したのはアイスクリームや菓子、飲料など20種類以上で、損失額は2万元(約40万円)ほどだという。

店主は「日本が核汚染水(処理水)を海に流したというニュースを見て、今後の日常生活が全面的に影響を受けると感じ、怒りに任せてすべて廃棄した。今後はもう日本関連の商品は仕入れない」とし、「極端だとか、もったいないとか批判されたが、販売し続けることは中国人が日本製品を受け入れることを意味するため、たとえ損をしてでも日本製品を流通させてはならないと思った」と説明した。

中国のネットユーザーからは「全くそんな必要ないのにね」「もったいないことこの上ない。禁止地域から密輸したわけではなく、正規に中国で流通しているのだから問題ないだろう」「撮影し終わったら元に戻していそう」「彼はパフォーマンス学部卒です」「わざわざ撮影してネットにアップしなければ漢(おとこ)と認めるけどな。明らかに注目を集めるため」といった声が上がった。

また、「わが国ではもっとハイレベルなパフォーマンスを求む。何がハイレベルかといえば、明快かつ合理的なロジックで、物を壊さず、暴言を吐かず、暴力を伴わない方式だ」「あおるのは構わないけど、戦争になったら真っ先に戦場に行ってくれな」との声や、「店内の支払い用のQRコードも処分しな。それは日本人の発明だ」とやゆする声も。

一方で、「自分で仕入れたものなら好きにすればいい」「自分の物を自分で捨てて不満を表明しているだけで、他人に強制しているわけではないから別にいいんじゃないか」とのコメントも見られた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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