中国外交部の汪文斌報道官は24日に開かれた定例記者会見で、今年1～7月の中国とアフリカの貿易額が前年同期比7．4％増の1兆1400億元（約22兆8000億円）だったことなどを踏まえての双方の関係発展の見通しについての説明を求められました。

汪報道官は「習近平国家主席が2013年に対アフリカ政策についての真実と親しみ、誠実という理念や、正しい『義・利』観（道義と利益の正しい観点）を提唱して以来、双方の関係は『高速走行車線』に入った」と説明しました。

汪報道官はまた、「アフリカ諸国との協力を発展させることは中国の対外政策の重要な礎石であり、中国の長期にわたり揺らぐことのない戦略的な選択でもある。習主席は今回のBRICS首脳会議の期間中、南アフリカのラマポーザ大統領と中国・アフリカ指導者対話会を共催する。この会議は新型コロナ発生後の双方の首脳による初めての直接対面による会議であり、双方の協力の新しい青写真を描くほか、双方の全面的な戦略協力パートナー関係に強力な動力を注入する会議だ。新時代における中国・アフリカ運命共同体の建設は首脳外交のけん引により、必ずや新たな歴史的な成果を収め、人類の現代化発展と繁栄を大きく促進できると信じる」と述べました。（提供/CRI）