中国の習近平国家主席は南アフリカのヨハネスブルグで開催されたBRICS首脳会議の期間中、現地時間24日午前、イラン、タンザニア、コンゴ共和国、マラウイの4カ国の大統領とそれぞれ会談しました。

習主席はイランのライシ大統領との会談で、同国のBRICS加盟に祝賀の意を伝えた上で、「中国はBRICSなどの多国間枠組みにおいてイランとの協力を強化し、多国間主義の健全かつ力強い発展を推進したい。中国およびイランとサウジアラビアが共に努力したことにより、イランとサウジアラビアが和解を実現し、中東の安全と安定を促進したことをうれしく思う」と述べました。

習主席はタンザニアのハッサン大統領との会談で、「中国とタンザニアの協力は、中国・アフリカ協力の先頭を走ってきた。来年は中国とタンザニアの国交樹立60周年に当たる。これを祝うことを契機に、タンザニアとは引き続き、互いの核心的利益と重大な関心事についてしっかりと支持し合い、戦略的協力を深めていきたい」と述べました。

コンゴ共和国のサス・ンゲソ大統領との会談では、「中国とコンゴ共和国は来年、国交樹立60周年を迎える。中国はコンゴ共和国と緊密な連携を保ち、政治面の相互信頼を強め、実務協力を深め、両国の全面的な戦略的協力パートナーシップがより多くの成果を収めるよう推進していきたい」と語りました。

マラウイのチャクウェラ大統領との会談では、「中国はマラウイが自国の国情に合った発展の道を模索することを支持し、マラウイの経済や社会の発展にできる限りの支援を提供していく」と述べました。（提供/CRI）