動画配信サービスの愛奇芸（iQIYI）で7月23日に配信が始まり、8月6日に中国国営中央テレビ（CCTV）のドラマチャンネルに上陸したチョン・イー（成毅）らが主演する武侠ドラマ「蓮花楼」。テレビのビッグ画面が届ける臨場感たっぷりのアクションとサスペンスにとりこになる視聴者が続出する中、中国のエンタメデータバンク「酷雲」が、「1、2話の平均視聴回数が7387万回に達し、ピークでは1億を超えた」と発表し、ネットで話題を呼んでいる。

これと同時に、iQIYIが展開している海外向けプラットフォームで「蓮花楼」は日本、韓国、ドイツ、タイを含めた17カ国で「見たいドラマランキング1位」に輝いたと伝えられ、ファンから歓喜の声が上がっている。

「CCTV8（ドラマチャンネル）にも上陸し、さらに評判上々」「テレビの大画面と高音質でドラマがより映えて見える。チョン・イーの生声は最高にすてき」「武侠とサスペンスが世界のファンをとりこに」「うちの6歳の子どもと60代のおばあちゃんも『蓮花楼』にハマっている」「ドラマ中毒になり、原作小説を読み直している」などのコメントが殺到した。

チョン・イーが初挑戦した武侠ドラマとして一発大成功を収めた「蓮花楼」。ドラマ効果でいま関心を集めているのが、今年1月にクランクインして以来、撮影が5カ月にも及んだ武侠モノの「英雄志」だ。謎の羊皮紙の登場から始まり、主人公の数奇な運命、愛と憎しみなどを描いた作品で、チョン・イーや「蓮花楼」で笛飛声役を務めるシャオ・シュンヤオ（肖順堯）らが出演している。「蓮花楼」の共演仲間が登場する次の江湖ではどのような武侠ストーリーが待っているのか。こちらも要注目だ。（編集/RR）