駐車場が崩落した韓国の新築マンション、無資格者が図面を作成していたと判明=韓国ネットに怒りの声

Record Korea    2023年8月3日(木) 21時0分

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2日、韓国・SBSは、4月末に地下駐車場が崩落した仁川・黔丹の新築マンションについて「構造図の作成業務を無資格の業者が担当していたことが関係者への取材で判明した」と伝えた。資料写真。

2023年8月2日、韓国・SBSは、4月末に地下駐車場が崩落した仁川(インチョン)・黔丹(コムダン)の新築マンションについて「構造図の作成業務を無資格の業者が担当していたことが関係者への取材で分かった」と伝えた。

記事によると、韓国・国土交通部の建設事故調査委員会は、仁川・黔丹新都市の新築マンション駐車場崩落事故について「設計から施工、監理全般にわたる総体的な不備が原因」と発表した。設計段階ですでに、フラットスラブ構造を支えるために必要なせん断補強筋が70%以上入っていなかったという。

そしてSBSの取材の結果、せん断補強筋の設置位置などを記す構造図の作成業務を無資格のA社が担当してことが分かった。

このマンションは韓国土地住宅公社(LH)が発注しGS建設が施工中で、今年10月に完工の予定だった。LHの設計用役課業指示書によると、構造図の作成業務は構造技術士が作成しなければならないが、A社は構造図作成のために構造技術士を採用したり、構造技術士事務所に登録したりしたことはなかったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「先進国ではあり得ないことだ。それもLHの管理下で。責任者全員に厳しい処罰を」「無資格者が設計した図面を確認すらしないLH幹部らを全員解任せよ!」「掘ったら掘っただけ不正が出てくるな」「韓国の建設業界は設計から建設監理に至るまで腐っていないところがない」「LH組織全体を新しく作り直さない限り不正が続きそうで恐ろしい」など怒りの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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