好評配信中の中国ファンタジー時代劇ドラマ「長相思」に主演している女優ヤン・ズー（楊紫）が、実は同作と長年にわたる縁があったことを語っている。

ヤン・ズーをはじめ、チャン・ワンイー（張晩意）、タン・ジェンツー（檀健次）、ドン・ウェイ（鄧為）らが出演する「長相思」は24日に騰訊視頻（テンセント）で配信をスタート。再生回数や配信サイトでの反響をポイントで表した「熱度」がこのほど3万1000ポイントを突破し、今年に入ってから騰訊視頻で配信された作品のうち、シャオ・ジャン（肖戦）主演の「夢中的那片海」や「玉骨遙」といった人気作を抑え、「熱度」ランキングのトップに立っている。

ヒロインを演じたヤン・ズーが語ったところによると、「長相思」への出演を最初に打診されたのは、約10年前のことだった。ただし主演ではなく、求められたのはサブキャラの「阿念」役だったといい、事情が重なって話が成立しなかった。その後、19年に再び出演オファーを受け、当時すでにクランクイン時期も決まっていたが、実際に撮影が始まったのは昨年3月のこと。ヤン・ズー自身は「長相思」について、「運命で決められていた作品」だと語っている。

過酷な運命にさらされる皓翎国の姫「玖瑶」を演じたヤン・ズーだが、「長相思」の撮影期間は半年と長期間に及んだこともあり、クランクアップ後もなかなか演じた役から抜け出せず、気持ちの整理がつかなかったことも明かしている。（Mathilda）