プーチン露大統領 「ドルが政治闘争の武器に使われている」

CRI online    2023年7月28日(金) 13時20分

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ロシアのプーチン大統領は26日、新開発銀行のジルマ・ルセフ総裁と面会し、「米国など西側諸国はドルを政治闘争の武器にしている。それに取って代わる金融秩序を構築する必要がある」と述べました。

ロシアプーチン大統領は26日、サンクトペテルブルク市内でBRICSが運営する新開発銀行(NDB)のジルマ・ルセフ総裁と面会し、「現在の国際金融において、米国など西側諸国はドルを政治闘争の武器にしている。それに取って代わる金融秩序を構築する必要がある」と述べました。

プーチン大統領は、BRICSはメンバー国の共通の利益のために協力していると強調し、BRICSメンバー国は現在、自国通貨による決済をますます多く利用していると述べました。

国際通貨基金(IMF)によると、各国中央銀行の外貨準備に占めるドルの割合は2022年第4四半期(10-12月)に、1995年に統計を始めて以来の最低水準の58.36%に低下しました。また、世界の決済システムに占めるドルの割合も近年、徐々に下がっています。

米国は長年にわたりドル覇権を乱用し、世界経済のリスクを高めてきました。2022年3月に現在も続く利上げサイクルに転じて以来、米連邦準備制度理事会(FRB)はすでに11回の利上げを実施しました。そのためドルは急激に値上がりして、多くの国に通貨の下落、資本流出、債務返済コストの上昇、深刻な輸入インフレをもたらすことになりました。(提供/CRI

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