CRI online 2023年7月26日(水) 19時20分
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中国では過去10年間にわたり二酸化炭素の実質的排出量が減少しています。
中国科学院の空天情報革新研究院が多くの国内科学研究機関と提携して作成した「世界人為起源炭素排出と陸上生態系炭素収支リモートセンシング評価科学報告」が26日、北京市内で発表されました。
同報告書によれば、過去10年間に世界の温室効果ガスの排出は有効に抑制されておらず、大気中の二酸化炭素濃度は毎年平均0.6%程度の割合で上昇しました。報告書は中国について、「大規模な植林生態プロジェクトの実施によって、大気中の二酸化炭素が年間4億トン近くを(植物の体に取り込んで)固定してきた」と、土地を利用することで二酸化炭素を効果的に削減していると評しました。
報告書によれば、過去10年間にわたり、世界の陸上生態系による炭素吸収能力は向上しつづけてきたとのことです。陸上生態系は毎年平均137億トンの二酸化炭素を吸収しており、うち中国では世界の約10分の1を占める13億トンが吸収されています。
同報告書は、中国では過去10年間にわたり二酸化炭素の実質的排出量が減少しており、カーボンニュートラルに向けた目標が重要な進展を遂げてきたことを示しました。(提供/CRI)
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2023/7/26
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