日本では未婚の人たちが後悔し始めている?=中国ネット「どんな選択をしても必ず後悔する、それが人」

Record China    2023年7月26日(水) 9時0分

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日本で未婚の人たちが後悔し始めているとの話題が、中国で注目を集めている。

日本で未婚の人たちが後悔し始めているとの話題が、中国で注目を集めている。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントの新浪熱点は24日、日本のテレビ番組に出演した独身の高齢男性が、仕事を通じて家族が支え合う姿を目にしてあこがれを抱くようになり、このまま1人で生活していくことに不安を覚えて結婚を考えるようになったことを紹介。一度は「生涯結婚しない」と決断した人でも後悔し始めるケースが出てきていると伝えた。

その上で、国立社会保障・人口問題研究所の2020年のデータで、50歳までに未婚の男女の割合がそれぞれ32.4%と28.3%に達したことに言及。「実際、1980年代から90年代にかけて、バブル経済の崩壊と共に結婚意欲は低下し、その数は右肩上がりで増えている」とし、生涯未婚男性の数は2040年には30%近くに達すると予想されていることを紹介した。

一方、「幸福度に関する調査では、40~50代で結婚したことがある人の方がない人よりも幸福を感じる割合が高かった」とし、「社会活動の減少に伴い孤独感が増しているとみられ、こうしたことから日本では中高年向けの婚活サイトや結婚相談所などが年々増えている。ある仲介会社は今年1月の問い合わせ件数が3年前と比べて20%増えたそうだ」と伝えた。

そして、「労働力や多様な人生の可能性を持つ若者とは異なり、身体機能の低下に伴い、中高年のリスクへの抵抗力は日に日に弱まっている。生活コストの増大、就業機会の減少で、家族や子どもからの援助のない高齢者は困窮しやすい」とし、高齢者が刑務所に入ることを目的に万引きを行うケースも増えていると説明。「経済的に支え合い、急病時に助けてくれる人がいることが、高齢者が結婚を求める一番の理由かもしれない」と結んだ。

中国のネットユーザーからは「あれもこれもは、手に入れられないってこと」「相性が良い2人が一緒にいる方が、1人でいるより良い。ポイントは『相性が良い』というところ」「本当に自分にぴったりの相手となら一緒にいたいけど、そんな人と出会うのはどれほど大変か」「結婚しないで後悔するのは男性と女性どっちだろうね」「結婚するにしてもしないにしても、まずは自分との折り合いのつけ方を学ばないといけない」「どんな選択をしても必ず後悔する。それが人というもの。別の選択肢の方がずっと良かったといつも思うけど、実際そうとは限らない」「人生はどんな選択をしたって後悔するもの」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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