イタリア国営放送RAIはこのほど、日本の福岡で開催されている世界水泳選手権の解説中に性差別的かつ人種差別的な発言をしたとして、解説者2人を停職処分にすると発表した。

海外の華字メディアやロイター通信などの報道によると、ロレンツォ・レナルドゥッツィ氏とマッシミリアーノ・マッツッキ氏は、RAIのストリーミングチャンネル、RaiPlay2で男子シンクロ高飛込の解説をしていた際、リカルド・ジョバンニーニ（Riccardo Giovannini）選手について、レナルドゥッツィ氏が「中国人ならLicaldoと言うだろう」と発言した。

2人は女子シンクロ高飛込の解説中にも、選手の外見について「性的なほのめかし」をした。

これらの発言はSNS上で物議を醸し、RAIに多くの苦情が寄せられた。（翻訳・編集/柳川）