2023年7月11日、韓国・マネートゥデイによると、韓国の7月1～10日の貿易収支が約23億ドル（約3238億円）の赤字を記録した。

記事によると、韓国の7月1～10日の輸出は前年同期比14．8％（23億ドル）減の132億6700万ドルを記録した。輸入は155億4300万ドルで26．9％（57億1000万ドル）減少した。

輸出が輸入を下回り、貿易収支は22億7600万ドルの赤字を記録。韓国の貿易収支は先月、16カ月ぶりに黒字に転換していたが、再び赤字となった。

7月1～10日の輸出を品目別に見ると、前年同期比で乗用車（25．2％）や船舶（74．0％）は増加したが、半導体（マイナス36．8％）や石油製品（マイナス32．5％）など一部品目で大幅に減少した。国別では欧州連合やインドで増加し、中国や米国、ベトナムで減少したという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「昨年7月も前年同期比最悪のマイナス輸出だったのに。それからさらに減ってまたマイナスとは。そろそろ経済が崩壊しそう」「自称『大韓民国1号営業社員』の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は海外を飛び回って何をしているのだろうか」「経済と国民の暮らしを後回しにする大統領だから、きっと何の対策もない」「大統領が『経済は大統領が救うものではない』と発言した国だ。当然の結果」「今後のために検事は政治家になれない法律をつくろうよ」などため息混じりの声が多数寄せられている。（翻訳・編集/堂本）