中国の人気俳優シャオ・ジャン（肖戦）が出演する現在配信中のファンタジー時代劇「玉骨遥」の好評を受け、ネットではシャオ・ジャンの次回作に関する話題が高い注目を集めている。

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中国版ツイッター・微博（ウェイボー）上で出回っている情報によると、うわさの作品は過去にファンタジー・アドベンチャー系のベストセラー「盗墓筆記」を世に送り出し、さらに映像化も手掛けてきた人気作家、南派三叔の「蔵海戯麟」を実写化するもの。

主人公は「盗墓筆記」に登場する幻の人物、汪蔵海。復讐（ふくしゅう）のために仕官の道を進み、最後は内閣の宰相に上り詰めていくストーリーだ。同人物は天象や風水に精通し、王家の墓の建造に携わりながら絶体絶命のわなを仕掛けたことでも有名。

ファンタジー・アドベンチャー界のアイコン的作家の作品にシャオ・ジャンが出演するとのうわさが流れると、関連トピックの閲覧回数は瞬く間に1億を超え、高い関心が寄せられた。ファンの間では、「まだ不明だが、シャオ・ジャンの作品は全部見るつもり」「公式アナウンスを待つ」「主演映画『射鵰英雄伝』も仕上がってないのに、ドラマの話まで舞い込んだのか」などの落ち着いた反応が見られた。

一方で、「シャオ・ジャンが汪蔵海を演じるのは受け入れられない」「『盗墓筆記』の小説は大ヒットしているが、シリーズドラマはいまいちだからシャオ・ジャンがもったいない」といった、否定的な声が上がっている。

ドラマ「蔵海戯麟」に関するデータは早くも2021年に百度百科（百度のオンライン百科事典）に収録され、配信先は動画配信サービス・優酷（YOUKU）となっている。出演者に関する具体的な情報はまだだが、シャオ・ジャン加盟となったら大反響必至とみられている。（編集/RR）