台湾メディアのNewtalk新聞によると、韓国・聯合ニュースは24日、消息筋の話として、韓中の緊張関係が高まった余波で両国間の旅客需要がなかなか回復せず、韓国の航空会社が一部の中国路線の運航を一時停止すると報じた。

大韓航空は金浦～北京路線の運航を8月1日から10月28日まで、仁川～アモイ路線の運航を8月9日から10月28日までそれぞれ停止する。

アシアナ航空も金浦～北京路線の運航を7月6日から10月28日まで、仁川～深セン路線の運航を7月8日から10月28日までそれぞれ停止する。仁川～西安路線はすでに6月20日から運航していない。

韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は4月、メディアのインタビューで、「台湾問題は、単に中国と台湾の間の問題ではなく、北朝鮮問題と同じようにグローバルな問題」とし、「力による現状変更に反対する」と強調した。これに中国外交部が「他人の口出しを許さない」と反発すると、韓国外務省は「中国の品格を疑わせる深刻な外交的欠礼であることを指摘せざるを得ない」と反撃した。（翻訳・編集/柳川）