不正行為で長期出場停止の中国ビリヤード選手が謝罪=「もう一度チャンスください」―中国メディア

Record China    2023年6月15日(木) 22時0分

拡大

14日、北京青年報は、5年の出場停止処分を受けた中国のビリヤード・スヌーカー選手がSNS上で謝罪声明を発表したと報じた。

2023年6月14日、北京青年報は、5年の出場停止処分を受けた中国のビリヤード・スヌーカー選手がSNS上で謝罪声明を発表したと報じた。

記事は、世界プロフェッショナルビリヤード・スヌーカー連盟(WPBSA)が7日に八百長に関与したとされる中国人10選手に対する処分を発表してから約1週間が経過した13日に、処分を受けた1人の顔丙涛(イエン・ビンタオ)が自身のSNSアカウント上で反省文を掲載したと伝えた。

顔丙涛は2000年生まれの若手選手ながら、10人中で世界ランクが2番目に高い16位だった。WPBSAが発表した詳細報告によると、顔丙涛は2016年以降、八百長に4試合関与したことを含む不正行為についての指摘を全て認めたという。WPBSAは顔丙涛が「初犯」当時まだ16歳だったこと、今回永久追放処分を受けた李行(リー・シン)による影響を受けていたこと、さらに早い段階で過ちを認めていたことから、当初7年半としていた顔丙涛の出場停止期間を5年に「減刑」し、27年12月10日まで出場停止とする裁定を下した。

記事によると、顔丙涛は謝罪文の中で「毎日後悔の中で過ごしています。誰も恨むことなく、自分のふがいなさを責めています。家族やファンの期待を裏切ったほか、WPBSAや中国ビリヤード協会、世界スヌーカー学院そして自分自身の努力に対して申し訳が立ちません。皆さんからの批判を真摯(しんし)に受け止め、自身の問題とまっすぐ向き合い、真剣に反省します。自分をさらに厳しく律し、自分の思考レベルを高めることで、二度と同じ過ちは繰り返しません。改めて皆さんに心からおわびします。どうか私にもう一度チャンスをください。より良いコンディションで、より成熟した姿で試合場に戻ってくることを約束します」とつづった。

記事は、「顔丙涛は2000年代生まれで特に優れた選手の1人であり、飛び抜けたスヌーカーの才能を持っている。出場停止期間が明ける27年末には27歳になる。出場停止中の数年間に努力を重ねることができれば、彼の持つ才能からして再びプロの舞台に戻ってくることは可能だろう」と評した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携