女優チャオ・リーイン（趙麗穎）と俳優レイ・ジャーイン（雷佳音）の共演が伝えられる中国ドラマ「清明上河図密碼」が、来月20日にクランクインする見込みと報じられている。

同名小説を映像化する「清明上河図密碼」は、北宋（960年～1127年）末期に都・汴京（現在の河南省開封市）のにぎわいを描いた「清明上河図」（せいめいじょうがず）に登場する人々と、都に渦巻く陰謀を描く時代劇サスペンス。一見平和に見える都に、金・遼・西夏などのスパイがはびこる王朝末期の不穏な空気を描いている。

一部の中国メディアでは、超大作となる「清明上河図密碼」がこのほど、エキストラ募集を正式にスタートしたことを報道。クランクインは7月20日の見込みで、撮影日数は120日を予定しているという。また、原作に沿って汴京五絶こと士・商・兵・工・農それぞれの階層に属する人々にスポットを当て、シーズン6までのシリーズ化も話題になっている。

原作小説では「清明上河図」に登場する824人の人々の運命を描いており、チャオ・リーインとレイ・ジャーインがその824人中の2人を演じると報じられ、今後の公式発表が待たれる。（Mathilda）