C919が飛び、日本のネット民は政府に怒った―華字メディア

Record China    2023年6月10日(土) 22時0分

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7日、華字メディア・日本華僑報網は「C919が飛んで、日本のネットユーザーは政府に怒りをぶつけた」とする文章を掲載した。

2023年6月7日、華字メディア・日本華僑報網は「C919が飛んで、日本のネットユーザーは政府に怒りをぶつけた」とする文章を掲載した。

文章は、中国の国産ジェット旅客機C919が5月28日に初の営業運航を実現し、日本メディアが競うように報じたと紹介。一方、日本では三菱重工が2008年に開発を始めた小型旅客機MRJが米国の連邦航空局から認証を得られなかったため、今年2月に開発終了を余儀なくされたことから、日本のネットユーザーからは「日本はどうして自前の旅客機を作れないのか」「日本の航空技術は中国の比ではないのか」といった不満が噴出したと伝えた。

また、日本メディアはC919とMRJを比較した上で「日本は技術面で中国に負けたわけではなく、先に米当局の認証を得ようとしたことで袋小路に入って頓挫したのに対し、中国は最初から中国市場に照準を定めると同時に、ハードルの高い米国を回避して、欧州との相互承認協定を結んで輸出の基盤を整えた。そして、C919の運航実績を積んだ上で、米当局に認証申請を行う腹積もりだった」との結論を出したと紹介した。

さらに、日本メディアがC919は中国政府の後押しがあったのに対し、MRJは三菱重工が1社単独で奮闘していたに過ぎず「頓挫したのも当然だ」との認識を示したことを指摘。「日本メディアの分析はその通りだ。もちろん中国市場に大量の需要があったが、それでも政府の推進作用は巨大であり、計り知れないほどのメリットをもたらす。それゆえ日本メディアは、日本も中国に学ぶべき点が多いと言っている。日本のメディアや企業は、政府よりも謙虚といえそうだ」と評した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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