温室効果ガスが削減できなければ、熱中症で死亡する人は6.8倍に―韓国研究チーム

Record China    2014年7月23日(水) 21時28分

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22日、韓国の研究機関の発表によると、CO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスが削減できなければ、韓国では2050年以降に毎年134人が熱中症で死亡するという。資料写真。

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2014年7月22日、韓国・聯合ニュースによると、CO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスが削減できなければ、韓国では2050年以降に毎年134人が熱中症で死亡すると予想されている。環球網が伝えた。

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韓国国立災害安全研究院安全研究室の研究チームは、気象庁の気候変化データと人口予想データを基に猛暑日の連続日数と熱中症で死亡する人数を割り出した。韓国では最高気温が摂氏33度以上の日を猛暑日としている。

温室効果ガスの削減に失敗した場合、韓国では2051年から2060年までの10年間で、猛暑日連続日数は年平均10日と予想。2001年から2010年までの連続4日から2.5倍に増えることになる。また熱中症で亡くなる人の数も、年平均20人から134人へと、約6.8倍に増加するという。

温室効果ガスの削減に成功しても、2051年から2060年までの年平均猛暑日連続日数は7日となり、熱中症で亡くなる人は年平均117人と予想されている。こうした結果について、ある研究員は「地球温暖化が加速しているため、2020年以降その影響力はさらに拡大する。今後すみやかに社会や地域に応じた具体策を講じることが必要だ」と訴えている。(翻訳・編集/本郷)

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