Record China 2023年6月20日(火) 6時0分
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日本で販売が一時停止された交通系ICカードの「Suica(スイカ)」が台湾で転売されている。
日本で販売が一時停止された交通系ICカード「Suica(スイカ)」が台湾で転売されている。台湾メディアの民視新聞網が19日付で伝えた。
JR東日本、PASMO協議会などは今月8日より、無記名式の「Suica」「PASMO」などの販売を一時停止した。カード製造で必要なICチップの入手が困難になっているためだという。なお、記名式のカードなどの販売は継続されている。
記事によると、フェイスブックのグループである女性が先日、6月初めに日本から持ち帰った新品の無記名式「Suica」を2枚1組で販売すると投稿。全部で20組あり、価格は1組1000台湾ドル(約4600円)に設定している。
ほかのネットユーザーからは「1枚当たり500台湾ドル(約2300円)だと?」「ちょっと高すぎる」「(Suicaのデポジットが1枚500円であることから)円をそのまま台湾ドルにするとは」「買った人は損をする」「これもダフ屋行為だな」「コメント欄を見て安心した。みんな頭がはっきりしているようだ」といったコメントが寄せられた。
「高い」という声に対し、投稿主は「ちょっと高いかもしれないが便利を買うと思えば。今後ますます高くなる」と返信している。
一方、民視新聞網の記事は「実物のSuicaはなくてもiPhoneのウォレット機能にSuicaを紐づければ簡単に使用することができるため、近いうちに日本に行く予定がある人は利用してみてはいかがだろうか」と提案している。なお、訪日外国人向けで試用期間が限られた「Welcome Suica」の販売は現在も継続されている。(翻訳・編集/北田)
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