Record China 2014年7月23日(水) 7時50分
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22日、環球時報は社説で、中国のサッカー・ワールドカップ(W杯)開催の可能性について、「代表チームが弱ければW杯を開催できないのか」と疑問を投げ掛けた。写真は中国のサッカーファン。
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2014年7月22日、環球時報は社説で、中国のサッカー・ワールドカップ(W杯)開催の可能性について、「代表チームが弱ければW杯を開催できないのか」と疑問を投げ掛けた。
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アルゼンチンを訪問中の習近平(シー・ジンピン)国家主席は19日(現地時間)、同国のブドゥ副大統領らと会談した。
習主席は会談でサッカーに話が及ぶと、「私はサッカーが大好きだ。1日も早くワールドカップを中国で開催したい。これが私の願いだ」とした上で、「ワールドカップで準優勝したアルゼンチンには、中国のサッカーレベルの向上に力を貸してほしい」と提案した。
習主席が話したW杯開催は、中国人共通の願いでもある。代表チームの実力が劣ることを理由にW杯開催に否定的な意見もある。だが、中国サッカーが弱ければ、W杯開催は不可能なのか。そうした心配をするのはいささか気の小さいことだ。
サッカー強国と言えないカタールが2022年W杯の開催国に決まった。18年開催国のロシアも、今が代表チームのピークにはない。中国サッカーの実力の有無が、W杯開催を決める要素になるという考えは筋が通らない。
中国のW杯招致は、早くても十数年後のことだろう。だがその夢に向かい心の扉を開いてもいいはずだ。
中国人に求められるのは、サッカーの実力を可能な限り向上させることだ。その過程には、楽しさや焦り、ショック、怒りなどが含まれるだろう。中国サッカーがやはりどうにもならないとしても、W杯開催に向けた期待の高まりがそがれるべきではない。
中国サッカーは半世紀たっても高い水準には到達できないかもしれない。だが恐らく、中国が今後の半世紀にW杯を開催しないということをできるはずはない。
現代化のプロセスを歩む世界大国の中国が、W杯と長い間「絶縁」してきたことは不可思議だ。国際サッカー連盟(FIFA)も、中国が開催国に名乗りを上げるべきだと再三期待を表明している。出場32カ国に中国の名前がないことは、W杯にとっては重要ではないかもしれない。だが、中国人がW杯にどれほど多くの情熱を捧げているかは、ますます重要になってきている。
中国のW杯開催の可能性について、我々は積極的かつ達観した意識を持とうではないか。迷い悩むことはない。W杯開催が実現すればめでたいことなのだから。その過程に曲折や不確定要素があっても、我々の巨大な楽しみに影響を与えるものではない。愉快な気持ちで準備を進めようではないか。(翻訳・編集/NY)
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