「12年たっても彼はまだ感謝している」=日本人ランナーが台湾で感動呼ぶ―台湾メディア

Record China    2023年5月25日(木) 21時0分

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台湾メディアの三立新聞網は25日、東日本大震災の支援への感謝を伝えるために台湾島内を走っている日本人ランナーが、ネットユーザーらの感動を呼んでいると報じた。写真は「台南式」フェイスブックより。

台湾メディアの三立新聞網は25日、東日本大震災の支援への感謝を伝えるために台湾を走っている日本人ランナーが、ネットユーザーらの感動を呼んでいると報じた。

記事が紹介したのは、走った跡が地図上に現れるGPSトラッキング機能を使って地図上にアートを描く「GPSランナー」の志水直樹さん。志水さんは東日本大震災での台湾の支援に感謝を示すため、12年間連続で台湾の街を走っているという。

今回は台湾1周(約1078キロメートル)を走るプロジェクトを掲げており、今月18日に桃園市を出発、現在は台南市を通過し、まもなく高雄市に到着する。事前に東京、仙台、大阪で「L」「V」「E」のルートを走っており、台湾1周で「O」を描くことで「LOVE」が完成するそうだ。

記事は、志水さんが走る際のシャツの胸に「TAIWAN」、背に「JAPAN」と記されていることに言及し、「台湾への愛情に満ち満ちている」と評した。

フェイスブックアカウント「台南式Tainan Style」は24日、「12年たっても彼はまだ感謝している」として志水さんが台南市に到着したことを紹介。「台南の皆さん、今日志水さんが台南市を通過しています。もし彼に会ったら応援してください!」と呼び掛けた。

ネットユーザーからは「すごく感動する」「本当に心温まる」「ようこそ!台湾人の友人」「愛らしくて心温かい日本人だ」「ありがとう!友好が長く続きますように」「恩を大事にする人だ。頑張ってください」「さっき見かけたよ(写真を添付)」「日本人には台湾が真心を持って向き合う価値がある」「車に気を付けてね」「歩行者の地獄(事故が多いことから)が彼の熱い気持ちに影響しないことを祈ってる」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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