ミュージカルで広く知られる「オペラ座の怪人」のバレエ版が11日、中国上海で世界初上演された。

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上海のテレビ局・東方衛視によると、バレエ「オペラ座の怪人」は上海バレエ団がオリジナル作品として披露したもので、バレエ版の上演は世界初。主人公の怪人役は呉虎生（ウー・ホーション）、クリスティーヌ役は戚冰雪（チー・ビンシュエ）が務め、ストーリーの進行に合わせて4種類の仮面を着け替える役に挑んだ呉虎生は「目の表現力がより求められる」と説明。戚冰雪は役に対する的確な理解を通じてクリスティーヌが怪人に抱く恐れや好奇心、同情などの感情を見事に表現した。

バレエ「オペラ座の怪人」の制作チームには振付家のデレク・ディーン氏ら世界レベルの巨匠が集まっており、この舞台を見るために北京からわざわざ足を運んだある観客は「非常に素晴らしい作品。来る価値はあった」との感想を語っている。（編集/野谷）

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— 中国動画 (@RC00547555) May 16, 2023