日本のマンホールのある秘密が中国のインターネット上で紹介され、話題になっている。

中国版ツイッター・微博（ウェイボー）のブロガーは7日、「隣国・日本の下水道のふたの下には落下防止装置が付いている。参考にすべきだ」とつづり、動画を添付した。動画には、マンホールのふたを開けると中に転落防止用の金属製の柵が設置されているのが映っている。柵はワンタッチで開けることができるため、作業に際しても手間がかからないような造りになっている。

この動画が中国のネットユーザーの反響を呼び、「素晴らしい」「これめっちゃ必要」「感服せざるを得ない」「この方法、すごくいい！」「地震や津波など災害時の教訓の蓄積から生まれたのだろう」「精巧な造りだ」「中国は比べようもない」「相手を見て自分がどの程度かを知る（汗）」「（中国は）学ぶべきことがありすぎるな」「日本人はこの方面では中国よりずっと優れている。同じアジア人でも差は大きい」といった驚きや称賛の声が上がった。

また、「われわれのところにもある」というコメントが寄せられる一方、「うちの近くにはまだない」「うちにもない。しかもマンホールは細い鉄筋に薄いコンクリートでできてる」との声や、「うちの近くにもあるけど縄製のネットだな」「うちのところは割と深い穴にだけ設置されているけど、ネットだね」「うちのところにも転落防止用のネットはあるけど、こういう形の方がもっといい」などの声も出ている。

中国では過去にふたが取り外されたマンホールに人が落下する事故がたびたび起きており、死者も出ている。（翻訳・編集/北田）